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ブログ

リーシュについて

2021.10.14 |  その他

「サーフボードには必ずリーシュコードは装着して海に入りましょう」というのが全世界での基本的なルール。
時には命にかかわることを理由に、ハワイのパイプラインやタヒチのチョープーなどのスーパービッグウェイブでは、あえてリーシュコードを付けないこともあるらしいが、それは特別な事であり、場所だからであって、普段海で楽しむのであれば絶対にリーシュコードは付けて楽しむのがルールです。
しかし、色々な種類があるし、付け方などを見ていても???というのを目にすることがある。
まずは長さ。

サーフボードの長さによってサイズは色々あるけれど、基本的にはボードの長さ+αをリッパーでは推奨しています。。
初心者の方はパーリングと言って、前に刺さって巻かれる失敗をよくするけれど、その時、リーシュがボードより短いと、海面に顔を出した時、目の前にボードのノーズがあり場合によってはボードがヒットすることもある。時にはフィンが自分に向かってくることもある。
サイズが大きな波の時(頭サイズ以上)には普段使っている長さよりワンサイズ、ツーサイズ長いリーシュを使うことも考えて。
自分は頭以上のコンディションの時には6’4”の板に8ftのリーシュを使います。普段は7ftのリーシュを使用。
次にコードの太さ。
サーフボードであれば5.5㎜くらいから6㎜、7㎜くらいが標準。

リッパーでは基本的に7㎜からのリーシュを在庫しています。
「太いと抵抗になるから」っていう方がいます。物理的に考えれば抵抗になっているかもしれないけれど、波に乗って「う~ん、リーシュ太すぎるなぁ~」なんて考えたことない。し、感じたこともない。それ以上に波に乗るのに必死・・・。だし、楽しんでいる。
コンテストなどに出るようなプロクラスになれば、そこら辺の抵抗がシビアに影響するかもしれないけれど。普段使いの方であれば全く問題ないと思う。
SUPの場合はサーフボードの倍以上の体積になるので、必然的に抵抗もかなりの抵抗になる。
リッパーでは8mm以上のリーシュをSUPには推奨しています。

同じ8ftのリーシュでも、時には9㎜のリーシュを推奨することもあります。

最後に、リーシュの付け方。よくリーシュを付ける紐が装着しやすさ重視で、すごく大きい輪っかにしている方がいる。

この状態で波にまかれると紐の部分がボードのテイルに食い込み、限界を超えるとこの紐がボードにめり込んでしまう。
めり込まなくても、割れたり、ヒビが入ったりする。自分のボードのテイルを見てみるとよい。
少し付け辛くても、リーシュの付け根の太くなっているところが常にボードのレイルにあたるような長さにして使うのが本来の使い方。

その為にリーシュの付け根は幅広になっているのだから。

線で当てるのではなく、面で当てるのが本来のリーシュの装着方法です。

リーシュは信頼できるブランドを使い、1年に1回は交換するように心がけましょう。
切れてから交換では大きな事故になることもあります。
また、新しければ絶対に切れないという事もありません。フィンなどに絡まって巻かれれば、傷なども入り切れやすくもなっています。
台風シーズン真っただ中。
事故やケガをしないように楽しみましょう。