プールから出てかなり沖でジョイントトラブルにより、ボードが離れ本人はリグにつかまった状態で流されながら泳いでいたそうです。

1時間以上流され泳いでいたところ、たまたま近くを通ったウィンドサーファー１人が道具を浜まで運んでくれて、一人は本人を引っ張って何とか浜にたどり着いたという事故でした。

原因としてはジョイントがボードから外れたのが直接の原因でしたので、本人の確認不足が原因です。

このように、いつも気になるのが、かなり沖まで引っ張って走っている方が多いですが、理由を聞くと「上りを取るため」と言います。そこまで沖に行かなくても元の位置に戻れるような練習をしてください。

200ｍ、300ｍ沖でトラブルがあってもほぼ発見する事が出来なくなります。

恐らく今回も、もし2人のウィンドサーファーが発見していなければ最悪の事態になっていた可能性も十分あり得ました。

普段からただ乗るだけではなく、周りに気を配り、誰かトラブっている方はいないか気にしてください。

ジャイブ沈を見たら、ちゃんとウォーターするまで気にしてあげてください。

引率者は常に全員いるのかを気にしながら乗るようにしてください。

皆様のご協力をお願い致します。

捜索に当たってくれた多くのウィンドサーファーの皆様。

通報を受けて駆け付けてくれた消防、救急、警察、海保の皆様。普段から海上訓練をして安全を見守ってくれていて、今回もジェットでの出動準備をしてくれていた野口プロ、永松プロ、本当にありがとうございました。