ブログ
ブームのオーバーホール。
久々の作業日誌です。本日は中古のカーボンブームを販売するにあたってグリップの剥がれや各パーツの交換をして使える状態にオーバーホールしました。
まずはガッツリ剥がれてしまったグリップ。
場所を確認してまずは既存のグリップ剥がしをカッターとペーパーとアセトンを使って綺麗に。
剥がしたついでに、フロントジョーがクルクル回るくらいに数れてしまっているため一度分解し、きれいにした後状況確認。やはり大分擦れてはいるけれど、クロスを巻くほどではないので、マストプロテクターという収縮チューブを装着。(これ、かなり優れもので5~6年使っても全くぐらつかない。)
これでOK。さらに分解したパーツの内側ゴム部分が劣化して硬化し割れてしまっていたので、カフ自体を交換。
これではブームがずり落ちてきてしまいますね。
更に、トリムロック部分のパーツも割れていたので分解するとガッツリひび割れと腐食がひどい。
コチラも新品交換。
いよいよ、グリップの装着です。
今回、紹介していただいた熱収縮チューブを初トライ。まずは必要な長さにカットて挿入。
後に、ヒートガンで伸ばしながら丁寧に当てていくとカーブに沿ってきれいに収縮していきます。
4方向から平均的にきれいにあてていくときれいに仕上がりました。
このチューブは程よいクッション性もありつつ、グリップ感もなかなか良さそうですよ。
各パーツもいい具合に組みあがり作業終了。